遺言の必要性

　相続の相談を受けていると「遺言があればいよかったのに」という場面によく出会います。遺言が無ければ法定相続人が相続権を取得しそれ以外の人は何も相続できないのが原則です。故人がどう考えていたのかは分かりませんが法定相続人以外の人に相続させたい場合や、離婚経験があって腹違いの兄弟がある場合には遺言は必須です。
　遺言を作る手間を考えれば作らないということになると思うのですが、亡くなってからではどうすることもできないというのが現状です。